土居香桜里 初個展「百味礼讃」無事終了いたしました

2021年04月12日(月)

先週4月7日(水)に個展が無事終了いたしました。

新年度で慌ただしく、ただでさえ気の休まらない時期に、多数のご来訪者に恵まれました。

わざわざ足を運んでくださった皆様、遠くから気にかけてくださった皆様、心から深く御礼申し上げます。

中学からの友人、大学時代の先輩やワンゲル仲間、MJ仲間、編集者やデザイナーの方々、メールだけのやり取りでお顔を知らずにいた方、インスタでフォローしてくださっていた方、この個展のためだけに飛行機で駆けつけてくれた友人、私が幼い頃からの母の旧友、派遣の仕事でお世話になった方、DMや雑誌Hanakoの記事がきっかけの方・・・挙げていくとキリがなく、元々一人黙々と机に向かう生活をしている私にとって、短期間で1〜2年分ほどの人と対面するのは非日常的な事で、毎夜頭の中をじんわりとした衝動が駆け回りました。


個展の様子

さっそく、どんな感じだったのかご紹介します。まずは外観〜内観をざっくりと。

そして中央の机には、グッズとお花を配置。

おかげさまで、今回の個展のために50冊限定で作成したZINE(小冊子)は、3日めに完売いたしました。
ご購入できなかった方、申し訳ございません。
またZINEを作る機会が持てましたら、今回よりも多く作成いたします!

ポストカードやマグカップも想像以上にご購入いただき、用意していてよかったとほっといたしました。

また、多くの方から画材について質問いただくので、
個展3日めには実際に使用している色鉛筆の一部も配置したところ、大正解!
実物を見ながらの画材談義に花が咲きました。

I also placed some of the colored pencils that were actually used on the third day of the exhibition so that many people could ask us questions about the materials.


HBギャラリーについて

HBギャラリーは、1984年にイラストレーター唐仁原教久さんにより設立されたハッピー・バースディ・カンパニーが運営するイラストレーションギャラリーです。
実は私、個展でスタッフの方から名刺をいただくまで「HB」は鉛筆の濃さの「HB」だと思い込んでおりました💦

今回の個展のテーマやこれまでの経緯につきましては、
HBギャラリーさんが簡潔にブログ記事にまとめてくださいました。
よろしければこちらもご覧ください。

HB Gallery is an illustration gallery run by Happy Birthday Company, founded in 1984 by illustrator Norihisa Karanihara. HB Gallery has put together a brief blog post about the exhibition. Please take a look at this if you like.


協賛★江戸久寿餅

今回の個展では江戸久寿餅さまからのご協賛で、江戸葛餅を初日から限定50個(+α)配布させていただきました。
こだわりの「生」久寿餅の消費期限は3日ということで、その期間内に配り切れるか不安でしたが、
おかげさまで2日めの夕方に配布が完了いたしました。

In this solo exhibition, 50 pieces of Edo Kuzumochi were distributed from the first day as a limited edition in cooperation with Edo Kyuju Mochi.
The special freshly made Kuju Mochi will expire in 3 days, so I was worried if I could finish distributing it within that period, but thanks to you, the distribution was completed in the evening of the 2nd day.

入ってすぐの「古伊万里に江戸久寿餅」のイラストレーションを見せながら
「これが入っています」とお伝えしますと、皆様笑顔で受け取ってくださいました(^^)

When I showed the illustration of Kuzumochi that was displayed near the entrance and told them “this is inside”, everyone received it with a smile.

また食べたいな〜と思った方や、イラストレーションを見て気になった方は、日本橋高島屋S.C.1F店楽天ショップでご購入いただけます。
クズクズシェイクはイラストレーションの巨大出力がある日本橋高島屋S.C.店のイートインスペースでどうぞ★

If you want to try it again, or if you are interested in it after seeing the illustration, you can buy it at Nihonbashi Takashimaya S.C. 1F shop or Rakuten Shop.
Enjoy Kuzu Kuzu Shake in the eat-in space of Nihonbashi Takashimaya S.C., which has a huge display illustration.

江戸久寿餅さまには、日本橋高島屋店にDMを置いてくださったうえ、
3代目がほぼ毎日更新するブログ「くずもちに命をかける!!」でも、個展について紹介いただきました。感謝✨✨✨

・・・そうそう、このヘッダーイラストの制作で不思議なご縁が始まったんですよね。


お花

期間中たくさんのお花をいただき、会場が春らしく華やぎました。嬉しく存じます。

I received many flowers during the festival, and the venue was gorgeous and spring-like. I’m glad.


最後に

ギャラリーから個展をしないかとお声がけいただいてから、開催までに4年の経過がありました。

当初は花まつりをテーマにした風景画の描き下ろしを展示する予定でいたのですが、育児やらコロナやらで伸びに伸び、その間に食べ物の仕事が増え、気がつけばテーマも変わっておりました。

そんな期間に比べたら、個展開催期間はあっという間。夏のセミのようです。

将来、また心和む場を作れるように、今後も様々な作品作りに鋭意取り組む所存です。

In fact, it has been four years since the gallery invited me to hold a private exhibition. At first, we were planning to exhibit new landscapes drawn under the theme of the flower festival, but things like raising children and corona spread, and during that time, the work of food increased, and when I noticed, the theme changed. Compared to the preparation period, the duration of the individual exhibition is very short. It’s like a summer cicada. I will continue to make various works.